プロ野球選手を引退後、監督としても活躍した野村克也氏の夫人で、タレントの野村沙知代さんが2017年12月8日に逝去しました。85歳でした。

関係者によると、8日の14時ころ、東京都世田谷区にある自宅から野村沙知代さんが意識不明の状態で都内の病院に搬送され、逝去が確認されました。

サッチーの愛称で親しまれた野村沙知代さんは1932年3月、福島県で生まれました。1978年に野村克也氏と結婚。出会いは、野村克也氏が行きつけにしていた高級中華料理店だといわれています。

野村沙知代さんは、野村克也氏と結婚する前から、野村氏が所属する南海ホークスの指揮に意見し、存在感を示していました。

1996年には、第41回衆院選に、新進党の公認候補として立候補するも落選。さらに、選挙公報などに、「コロンビア大学留学」「1972年に野村克也と結婚」などの、虚偽の経歴を公表していたとして、公職選挙法違反で告発されました。

1999年、女優・浅香光代さんとの確執が表面化し、互いに批判を繰り広げる中、多くの芸能人がコメントすることで、報道はさらに過熱していきました。

タレント活動のかたわら、野村沙知代さんは数多くの著書を上梓しており、『女は賢く妻は可愛く』『猛母猛妻』のほか、近年では2014年に『女が人生を前向きに生きるための「明日じたく」』を出版しています。

葬儀・告別式の日程は公表されていません。また、家族や親族など、身近な方だけで見送る家族葬なのか、ファンも参列できる葬儀なのかも、まだ決まっていないようです。ファンも参列できる葬儀のかたちになれば、多くの方が参列することでしょう。

葬儀後に、日を改めてお別れ会が開催されることになれば、夫の野村克也氏が主催者となり、故人らしい盛大なお別れ会になるのではないでしょうか。

野村沙知代さんのご冥福をお祈りします。

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