事前相談とは、葬儀について生前に葬儀社と相談することです。かつては、生前に葬儀について話すことは、縁起でもないと避けられていましたが、近年は宗教観や価値観による葬儀の多様化が進んだこともあり、本人や家族の要望にかなった葬儀をしたいという理由から、事前相談をする方が増えています。
今回は「事前相談」について、首都圏1都3県で「お葬式のむすびす」が施行した家族葬及び一日葬のデータを元に、葬儀費用を含む事前相談の有無によるメリットとデメリットについて解説します。
データから見る:葬儀における事前相談の現在の状況
「お葬式のむすびす」のアンケート調査によると、葬儀を行った喪家の多くが生前に葬儀について何かしらの相談をしたと答えています。
※お葬式のむすびす:2018-2021葬儀施行データより
葬儀の準備は、大切な方を亡くされた状況で、親戚や菩提寺への連絡、葬儀社との打合せなど、あわただしい時間で決めるべきことが多く、葬儀の前に疲弊してしまう喪家も少なくありません。
大切な人とのお別れまでの時間を、葬儀に対する不安や疑問を抱えたまま過ごさないためにも、生前に葬儀社と事前相談するのが当たり前になっています。
葬儀社で行われる事前相談の内容
葬儀の事前相談は、多くの葬儀社が無料で行っています。
相談にはさまざまな方法があり、
- 葬儀社の社員と対面で相談
- 電話での相談
- インターネットメールでの相談
- オンライン相談
など、相談者が希望するスタイルを選ぶことができます。
また、事前相談についてのアンケートの中には、「相談すると契約を勧められるのではないかと心配だった」という回答が多くありましたが、葬儀社側は複数の葬儀社を比較することを当然なことと考えているので問題はありません。
事前相談をおこなうことのメリット(利点)とは?
事前相談の大きな利点は葬儀費用を抑えられることです。 なるべく早く相談することで、いざという時に慌てずに対応できるばかりでなく、家族と一緒に相談することで葬儀に何が必要で何が必要ないかを冷静に判断できるため、見積もりから無駄な費用を省けます。
※お葬式のむすびす:2019-2021葬儀施行データより
上記グラフデータを元に、事前相談の有無による葬儀費用の違いを見ると、
- 首都圏で主流となっている少人数でお別れする「家族葬」では-約6万円。
- 通夜を行わず葬儀と火葬を1日で行う「一日葬」と呼ばれる少人数の葬儀では-約1万円。
の費用が抑えられています。このように無駄を無くすことで、よりご本人やご家族のご希望にそったお葬式を執り行うことが可能となります。
※以下でそれぞれのお葬式の事例をご参照いただけます。

事前相談についてのまとめ
葬儀に関する不安を解消し、葬儀の費用を抑えて、お別れの時を迎えるまでの安心を得るために、多くの方が利用している事前相談。一昔前まで、生前から葬儀の備えをすることは不謹慎だとされてきたものが、いまや葬儀を行った喪家の多くが、葬儀社が無料で行っている事前相談を利用することで、葬儀の疑問や不安を積極的に解消しています。
以上のことから、タイミングを計ることが難しい葬儀に関しては、もしもの時に備え、慌てることなく、また困ることがないように事前に信頼のおける葬儀社へご相談されることをお勧めします。
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お葬式のむすびすは、生前の事前相談はもちろん、大切な方の危篤が告げられたり、お亡くなりになられた直後にご葬儀のことを相談されたい方も含め、無料で葬儀に関する相談を承っております。
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※お葬式のむすびすの家族葬、一日葬のプランについて紹介しています。併せてご覧ください。


