2017年7月13日に放送されたフジテレビの情報番組『バイキング』で、芸能人が行っている終活の最新事情が紹介されました。

7月10日には、女優の財前直見さんが、終活ライフケアプランナーの資格を取得したり、エンディングノートを記入するなど、終活を行っていることを告白したばかりです。

番組で紹介された芸能人は、どのような終活を行っているのでしょうか。


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生前整理を行っている中尾彬さんと薬丸裕英さん

『バイキング』では、終活として行う5つの項目として、財産の整理、老後の資金計画、加入保険の整理や見直し、遺言書遺産分与の作成、葬儀の準備を紹介。番組に出演した薬丸裕英さんは、このうち財産の整理、老後の資金計画、加入保険の整理や見直しを終えていることを告白しました。

同じく、番組に出演した中尾彬さんは、生前整理を行っていることを明かしました。千葉県や沖縄県にあるアトリエを処分し、中尾彬さんと妻・池波志乃さんの写真1万枚ほどを焼却したそうです。

中尾さんは、生前整理を行った理由として、「残された人にとっては、負になるものになる可能性があるから」だといい、最たる例として、空き家を挙げました。

このほか中尾さんは、書籍や趣味の道具やコレクション、衣類などの整理も終えているそうです。

薬丸裕英さんも、不要な物は、毎週のように捨てていることを明かしました。「長年使わない物は必要ないものです。いつか使うだろうと思うから、捨てられないんです。自分がいつどうなるかわからないから、家族が見て、『これなんだ』と思われるものも捨てています」と、無用なトラブルを避けるためにも、生前整理を行っているそうです。


小山明子さんはにぎやかな葬儀、みのもんたさんは自身の司会進行による葬儀を希望

映画監督の大島渚さんを長年にわたって介護し、看取った女優の小山明子さんは、葬儀の内容についてすでに決めているそうです。

小山明子さんは、葬儀には多くの方を呼んで、たくさんの花を飾り、にぎやかな葬儀にしてほしいという要望を持っています。また、遺影写真を3、4枚用意しています。

みのもんたさんも、葬儀の内容を決めている芸能人のひとりです。みのもんたさんは、葬儀のスタイルとして密葬を希望。自身の司会進行による葬儀にしたいと考え、生前に司会のナレーションを録音する予定です。


17匹の犬と一緒に眠る墓を用意しているデヴィ夫人

お墓を決めている芸能人として紹介されたのは、デヴィ夫人です。お墓には、愛の一文字が刻まれており、現在飼っている17匹の犬と一緒に納骨できるスペースがありあます。また、犬の写真を刻むことができるようになっています。

番組に出演する中尾彬さんも、3年前にお墓を建てています。中尾さんのお墓は、墓石が縦ではなく横になっているデザインで、無の一文字が刻まれています。

中尾彬さんは、無という文字を刻んだのは、「どうせ、みんないなくなるんだから」という理由からだそうです。

このほか、中村メイコさんは、自身がいつ逝去してもいいようにと、家事ができなかった夫・神津善行さんを10年かけて教育したそうです。



番組の最後に、タレントのRIKACOさんが、自身の母を見送った経験をコメントしました。RIKACOさんは、母が逝去する前にお墓を一緒に決めて、遺書も書いたそうです。

「今思えば、私たちが困らないようにしてくれていたんだと思います。終活は、元気なうちに明るくやったほうがいいですね」とアドバイスするRIKACOさん。

親と離れて暮らす方の中には、夏季休暇で実家に帰る方もいるのではないでしょうか。親が元気なうちに、今後のことについて話し合う、いい機会になるかもしれません。

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