南多摩斎場とは
南多摩斎場は公営の斎場で、式場と火葬場を併設した斎場です。
南多摩斎場は、八王子市、町田市、多摩市、稲城市、日野市合同で運営しており、故人様の住所が運営している市に当てはまればより安価に利用できる斎場です。
式場と火葬場が併設しているので、通夜・葬儀から火葬、初七日まで、同じ施設で行えます。
式場は大中小合わせて3つあり、家族や親族、親しい友人で送る家族葬から、会社関係や近所の方も参列してお別れをする一般葬、お通夜や告別式を行わない直葬など様々な葬儀を行うことができます。
南多摩斎場が選ばれる理由
南多摩斎場は、八王子市、町田市、多摩市、稲城市、日野市にお住いの方の利用者も多く人気も高いです。その理由として大きく2つあります。
理由1.対象の住民のかたは優先的に使用できる
斎場や火葬場には、公営と民営の2種類あります。
上記でも何度か説明していますが、南多摩斎場は、八王子市、町田市、多摩市、稲城市、日野市合同で運営する公営斎場で、故人様の亡くなられた場所の住所が運営している市内であれば、より安価に利用できます。
そのため八王子市、町田市、多摩市、稲城市、日野市の方の多くが、南多摩斎場を利用しています。
下記表は、運営の組織内にお住いの方とそうでない方の料金を紹介しています。
設備・区分 | 組織市住民内 | 組織市住民外 | |
---|---|---|---|
式場 | 第一式場 | 140,000円 | 280,000円 |
第二式場 | 50,000円 | 100,000円 | |
第三式場 | 50,000円 | 100,000円 | |
火葬 | 12歳以上 | 無料 | 50,000円 |
12歳未満 | 無料 | 30,000円 |
組織住民内として待遇を受けられるのは、故人様の亡くなったときの住所が八王子市、町田市、多摩市、稲城市、日野市であることが必要です。
ご存知ですか?葬祭助成金
国民健康保険または後期高齢者医療保険、社会保険の加入者が死亡したとき、その葬儀を行った方に葬祭費が支給されます。
国民健康保険または後期高齢者医療保険の被保険者がお亡くなりになった場合、申請先は申請する方がお住まいの市の保険年金課ではなく、亡くなられた方がお住まいだった市の市役所保険年金課になりますのでご注意ください。
南多摩斎場の葬祭費 | |
---|---|
八王子市、町田市、多摩市、稲城市、日野市 | 5万円 |
金額は変動する場合がございます。詳しくは各市役所の保険年金課にお尋ね下さい。 |
社会保険の被保険者がお亡くなりになった場合、被保険者の勤務先を管轄する社会保険所、もしくは勤務先の健康保険組合に申請すると、「埋葬料」「埋葬費」「家族埋葬料」のいずれかが支給されます。
理由2.式場、火葬場、安置施設などが全て併設されている
南多摩斎場は式場や火葬場、ご安置施設などの施設が全てが併設されています。
東京都に斎場はたくさんありますが、式場と火葬場が併設されている場所は7か所しかありません。
葬儀を行う上で式場と火葬場が併設されている斎場の場合、故人や会葬者の移動のために霊柩車、マイクロバスを手配する必要がなく、葬儀全体の費用を抑えることができます。
また高齢者や妊婦の方や乳幼児を連れている方にとっては、バスの乗り降りだけでもかなりの負担です。
火葬場を併設している斎場では、短い距離を徒歩で移動できるので負担を軽減出来ます。
理由3.綺麗な斎場で知名度も高い
南多摩斎場の施設内はエレベーターが完備されており、車いすからから降りることなく移動することができます。
また、授乳室なども完備しているため、乳幼児から高齢者まで安心して使用することができます。
南多摩斎場は地元の方が多く利用されるため知名度が高い斎場なので、遠方から参列される方が、最寄り駅から行き方が分からなくなった場合でも、タクシーやバスの運転手に聞くと教えてくれるので、比較的迷わず到着することが出来ます。
駐車場も100台と多く、南大沢駅からタクシーで5分とアクセスしやすく便利です。
南多摩斎場の施設
ここからは式場・火葬場・休憩室・それぞれ解説していきます。
式場
式場は全部で3つあり待合、式場棟に3つの式場すべてがあります。
3つの式場はそれぞれ、35名着席ができる式場と80名が着席できる式場、そして104名が着席できる式場があります。
40名着席できる式場「雪」は地下1階に4式場あります。
104名着席できる式場である第一式場です。式場3つは同じ1階にありますが、入り口が別なので迷うことなく参列できるようになっています。
104名着席できますが、参列自体は200名まで可能です。
35名着席できる第二式場です。
着席は、35名ですが参列は最大50名まで可能です。
南多摩斎場では一番小さい斎場となっており、家族葬に向いています。
写真には白木祭壇が写っていますが、花祭壇も飾ることができます。
第三式場は80名着席することができ参列は150名まで可能です。
それぞれ式場には受付を作り、参列された方の受付や返礼品をお渡ししています。
式場にはそれぞれ式場控室があり、親族は親族控室で休むことができます。また親族の皆さんで食事なども可能です。この親族控室は式場料金に含まれています。
ここでは宿泊も可能で、最低2名から最大6名まで宿泊可能です。またシャワー室も完備しています。
布団は貸布団を手配します。
下記表はそれぞれの式場の利用時間と料金をまとめています。
式場名 | 式場使用時間 | 組織市住民内 | 組織市住民外 |
---|---|---|---|
第一式場 (104名着席) |
通夜開始18:30 翌11時出棺 |
140,000円 | 280,000円 |
第二式場 (35名着席) |
通夜開始18:00 翌11時出棺 |
50,000円 | 100,000円 |
第三式場 (80名着席) |
通夜開始18:00 翌11時出棺 |
50,000円 | 100,000円 |
※通夜ぶるまいなどで参列される方にご移動いただいて食事をする際は休憩室を借りる必要があるため別途10,000円かかります
火葬場
南多摩斎場には最上等の火葬炉が12基あります。
火葬場は限られた場所しかないため混雑していることも多く、空き状況などは葬儀社などに聞くのが良いでしょう。
火葬の料金に関しては、組織市住民と組織市以外の方で異なり、組織市住民は無料ですが、組織市住民以外は50,000円となっています。
下記で火葬料について詳しくまとめていますのでご確認ください。
区分 | 組織市内住民 | 組織市外住民 |
---|---|---|
12歳以上 | 無料 | 50,000円 |
12歳未満 | 無料 | 30,000円 |
死胎児 | 無料 | 20,000円 |
人体の一部 | 無料 | 20,000円 |
待合室
火葬中は収骨まで待合室でお待ちいただく時間が必要になります。
待合室は2種類あり、洋室と和室の2種類となっています。
時間的には大体80分程度でその間精進落としなどを召し上がることが可能です。
火葬中の待合室は組織市住民の方もそうでない方も無料で利用することができます。
待合室は洋室、和室ともに40名着席可能です。
安置施設
南多摩斎場には、葬儀の日まで故人が休むことができる安置施設を備えています。
安置施設は6名まで預かることができ、組織市住民の方は1日目は無料、以降3,000円でご安置が可能です。
組織市住民外の方は1日5,000円でご安置ができます。
安置施設に安置している間故人様とは面会できますが、面会時間は8時30分~午後9時30分と決まっており、午後5時以降はあらかじめ連絡が必要です。
搬送のご依頼や、面会を希望する場合は、一度葬儀社に連絡を入れましょう。