横浜市南部斎場が選ばれる理由
横浜市南部斎場は、横浜市が運営する公営の斎場です。
火葬場を併設しているので、通夜・葬儀から火葬、初七日まで、同じ施設で行えます。火葬場は、公営と民営の2種類あります。
近代的で落ち着いた施設は、全館バリアフリーでご高齢者やお体の不自由な方でも安心して利用できます。
式場は2つあり、家族や親族、親しい友人で送る家族葬から、会社関係や近所の方も参列してお別れをする一般葬、お通夜や告別式を行わない直葬など様々な葬儀を行うことができます。
横浜市南部斎場は、横浜市が運営する市営斎場のため、故人やその家族が横浜市の住民の場合は、より安価に利用できます。そのため横浜市民の方の多くが、横浜市南部斎場を利用しています。
横浜市民でない場合は火葬料が高くなります(住民料金適用の規定は、火葬場によって異なります)。また、予約状況によっては利用できない場合もあります。
理由1.横浜市の住民のかたは優先的に使用できる
横浜市南部斎場は、横浜市民であれば市民料金で利用できます。
火葬 | 横浜市民12,000円(10歳以上) | 他市町村:50,000円(10歳以上) |
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式場 | 横浜市民80,000円 | 他市町村:120,000円 |
横浜市民として待遇を受けられるのは、故人が亡くなった時点で住民票の住所が横浜市であることが必要です。
横浜市民は、火葬のみなら7日前から、火葬場と式場を利用する場合は6日前から予約できます。横浜市民以外は火葬は3日前から、式場利用は2日前からしか予約できないので、横浜市民が優先的に利用できる施設になっています。
ご存知ですか?葬祭助成金
国民健康保険または後期高齢者医療保険、社会保険の加入者が死亡したとき、その葬儀を行った方に葬祭費が支給されます。
国民健康保険または後期高齢者医療保険の被保険者がお亡くなりになった場合、申請先は申請する方がお住まいの区の保険年金課ではなく、亡くなられた方がお住まいだった区の区役所保険年金課になりますのでご注意ください。
葬祭費 | |
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横浜市 | 5万円 |
金額は変動する場合がございます。詳しくは各区役所の保険年金課にお尋ね下さい。 |
社会保険の被保険者がお亡くなりになった場合、被保険者の勤務先を管轄する社会保険所、もしくは勤務先の健康保険組合に申請すると、「埋葬料」「埋葬費」「家族埋葬料」のいずれかが支給されます。
理由2.式場と火葬場が併設されている
横浜市南部斎場は、式場と火葬場が併設されています。
火葬場と斎場・葬儀場を同じものだと認識されている方がいらっしゃいますが、それぞれ異なる施設です。
斎場は、葬儀場やセレモニーホールとも呼ばれる施設で、お通夜や告別式を行う場所です。一方の火葬場は、焼き場とも呼ばれ、故人を火葬して、お骨を骨壺に納める場所です。
神奈川県に斎場はたくさんありますが、式場と火葬場が併設されている施設は20ヵ所、横浜市内には3ヵ所しかありません。横浜市南部斎場はその中のひとつです。
葬儀を行う上で式場と火葬場が併設されている斎場の場合、故人や会葬者の移動のために霊柩車、マイクロバスを手配する必要がなく、葬儀全体の費用を抑えることができます。
高齢者や妊婦の方、乳幼児を連れている方にとっては、バスの乗り降りだけでもかなりの負担です。火葬場を併設している斎場では、短い距離を徒歩で移動できるので負担を軽減出来ます。
横浜市南部斎場を利用した場合と、その他の斎場を利用した場合の、搬送(移動)の負担を比べてみました。下記の図をご確認ください。
理由3.綺麗な斎場で知名度も高い
横浜市南部斎場の施設内はエスカレーターやエレベーターが完備されており、車いすからから降りることなく移動することができます。
また、授乳室なども完備しているため、乳幼児から高齢者まで安心して使用することができます。
横浜市南部斎場は地元の方が多く利用されるため知名度が高い斎場なので、遠方から参列される方が、最寄り駅から行き方が分からなくなった場合でも、タクシーやバスの運転手に聞くと教えてくれるので、比較的迷わず到着することが出来ます。
駐車場も74台と比較的多く、横浜横須賀道路の朝比奈インターから車で約10分と、遠方からもアクセスしやすく便利です。
横浜市南部斎場を使用する際の注意点
横浜市南部斎場は多くの横浜市民が利用する人気の斎場ですが、利用する際にはいくつかの注意点もあります。
お通夜を行う時間には、施設内の売店は営業していません。事前にコンビニで必要なものを購入しておく必要があります。
横浜市南部斎場は、通夜の宿泊は6名まで可能ですが、布団などの準備がないため、宿泊する際は事前に貸布団の手配が必要になります。多くの方は、通夜を終えて自宅に帰るか、近隣のホテルを利用しています。