ご葬儀の事前相談とは?

大切な人とのお別れまでの時間を、葬儀に対する不安を抱えて過さないために、葬儀について事前に備えておくことが大切です。

葬儀は頻繁に行われるものではありません。 どんなに人生経験が豊富な方も、家族の葬儀を経験するのは稀なことです。 大切な人とのお別れまでの時間を、葬儀に対する不安を抱えて過さないために、葬儀について事前に備えておくことが大切です。 葬儀について、生前から葬儀社と相談することを「事前相談」と呼びます。 一昔前まで、葬儀の備えをすることは不謹慎だとされてきました。 しかし、現在では葬儀を行った方の8割が、葬儀社が無料で行っている事前相談を利用しています。 今回は、葬儀の疑問や不安を解消する、事前相談についてご紹介します。

早急に事前相談が必要な方へ

大切な方の危篤が告げられたり、お亡くなりになられた直後、すぐにご葬儀のことを相談されたい方は、お葬式のむすびすの無料相談をご利用ください。 お葬式のむすびすは、急を要するご搬送の手配から、お迎え・ご安置、ご葬儀の相談、新型コロナウイルス対応、ご葬儀後のアフターサポートまで、ご葬儀に関する疑問・質問・不安を解消できます。 専門の社員が24時間365日、土日祝日、深夜・早朝、いつでもご相談を承ります。

葬儀相談は誰にすればいいの?

葬儀のことを相談する相手については、家族、兄弟、友人、職場の上司や同僚など様々ですが、その場で葬儀の費用、場所、葬儀の流れなどの心配事を解決してくれるのは葬儀のプロである「葬儀社」です。 大切な方の葬儀を任せられるか判断するためにも、葬儀社と事前相談をしておくと安心です。 また、葬儀の相談は無料で出来ることがほとんどです。「こんなことだけでも…」と心配せずに、不安を払拭するために葬儀社になるべく早く相談することをおすすめします。

葬儀の事前相談は誰がするべき?

事前相談には家族の中で誰が対応すべきか悩む方もいらっしゃるでしょう。 多くの方は葬儀の決定権者であり、喪主になる予定の方や、それに加えて喪主を支えるご家族の方で一緒に事前相談を受けるという方も多くいらっしゃいます。 喪主だけで…と1人で気負わず、ご家族と一緒に事前相談を受けることによって、安心感も違います。

相談するタイミングはいつ?

葬儀の相談をするタイミングは、大きく3つに分かれます。

  • 自分の葬儀の生前予約
  • 余命を知らされたとき
  • 大切な方がお亡くなりになられた直後

かつては、生前に葬儀について話すことは、「不謹慎だ」「縁起でもない」「まだまだ先のこと」と避けられていました。 しかし、最近では宗教観や価値観による葬儀の多様化が進み、家族にあった葬儀をしたいという理由から、ご生前に葬儀について考える方が増えています。 首都圏の葬儀に関する情報を発信するエンディングデータバンクが行った調査によると、葬儀を行った方のうち、生前に葬儀について何かしらの相談をした方が約8割に上ることがわかりました。

葬儀の事前相談(生前相談)の比率 葬儀は大切な方を亡くされた悲しみの中、考えがまとまらない状況でも、葬儀日程や内容、費用の打合せ、親族や菩提寺への連絡、諸手続など、いろいろな確認や決断を迫られることで、葬儀を行う前に疲弊してしまうご遺族も少なくありません。 なるべく早く相談をしておけば、いざという時に慌てずに対応することができます。

相談はどうやってすればいい?

生前に葬儀について相談する事前相談は、葬儀社によって様々な方法で行われています。 日中はビジネスで忙しくて、夜の遅い時間しか空いていない場合も、葬儀社が用意している様々な事前相談の方法で、疑問を解決することができます。 自分に合ったスタイルの事前相談を選びましょう。

  • 電話での相談
  • メールでの相談
  • オンラインでの相談
  • 葬儀社の社員と対面で相談

葬儀社の社員と対面で相談

相談員がご自宅やご指定された場所に伺う出張相談、または相談者が葬儀社の窓口に出向いて、直接相談をする方法です。 「看病で時間が取れない」「仕事が忙しくて時間がない」という方は、病院や職場の近くで相談することもできます。 但し、出張相談は、どの葬儀社でも対応しているわけではありません。出張相談の依頼を考えている方は、葬儀社に確認しましょう。

電話での相談

電話相談は、最も一般的な相談方法です。 24時間365日対応している葬儀社もあるので、ちょっとした質問から、具体的な葬儀内容についての相談まで、葬儀社が運営している電話相談であれば、どんな事でも相談することができます。 しかし、葬儀仲介サイトのような、契約している葬儀社に依頼主を仲介する業者は、すぐに回答ができなかったり、そもそも生前からの事前相談を受付けていない場合もあります。

メールでの相談

葬儀社から資料などを送ってもらい、じっくり検討されたい方におすすめの方法です。 時間に余裕があるときは、いくつかの葬儀社から資料を取り寄せて、検討されるとよいでしょう。

オンラインでの相談

パソコンやスマホの画面で資料を見ながら、担当者とリモートで相談ができる方法です。 コロナ禍において、ご自宅や葬儀社の窓口で担当と対面相談することに不安を感じる方の間で、急速に利用頻度が増えています。 オンライン葬儀に対応している葬儀社はこちら

葬儀はわからないことが、わからない

葬儀の事前相談を利用した方の声から、事前相談を利用することのメリットが大きく3つあります。

「分らないことが、分らない」といわれる葬儀の疑問を解消できる

担当者の顔を見て相談できるので安心が得られる

お別れの時を迎えるまでの安心が得られる

「分らないことが、分らない」といわれる葬儀の疑問を解消できる

人生で葬儀を行う経験はそうあるものではありません。 初めて葬儀を行う方の中には、「そもそも葬儀をどこに依頼すればいいのか、分らない」「何から考えればいいのか、分らない」という方も少なくありません。 そうした方々が事前相談を利用したことで、次のようにコメントしています。 「担当の方から『いま一番不安なこと、心配なことはなんですか?』と聞いていただけたことで、何をどう話したらいいのか分からなかったにも関わらず、話を進めることができました。とてもホッとしました」 事前相談であらかじめ葬儀の不安や疑問点を明らかにし、相談しておくことで、いざという時にあわてずに対応することが出来ます。

担当者の顔を見て相談できるので安心感がある

電話やメールで葬儀について相談しても、すべての疑問を解消できない方がいます。 こうした方の中には、担当者と直接会って相談することで、意見や考えを直接伝えることで不安を払拭され、安心することができたという方も少なくありません。 事前相談は、葬儀に関する疑問を直接質問することができる機会です。葬儀のしきたりやマナー、見積りの項目や金額など、分からないことがなくなるまで質問しましょう。 併せて、「この人になら大切な家族の葬儀を任せることが出来るか」という視点で、社員の人柄や、葬儀の提案力も確認しましょう。

お別れの時を迎えるまでの安心が得られる

大切な方とお別れをすることは、つらく悲しいことです。 お別れの時を迎えるまで、葬儀の不安を抱えたままでは、精神的な負担は増すばかりで、大切な方との残された時間をどう過ごすのか、考えることもままなりません。 事前相談を行い、もしもの時のことを決めておくことで大切な方との残された時間を大切に過ごすことができます。

事前相談は大切な方との時間を、後悔なく過ごすための第一歩

葬儀に関する不安を解消し、お別れの時を迎えるまでの安心を得るために、葬儀の事前相談を利用してはいかがでしょうか。 事前相談をすると「葬儀の契約を勧められた時に断れないのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、葬儀社側も複数の葬儀社を比較することを、当たり前と考えています。 「ほかの葬儀社を比べてから決めます」とはっきり意思を伝えれば、まったく問題ありません。 事前相談は大切な方とのお別れまでの時間を、後悔なく過ごすための第一歩となるはずです。

まとめ

葬儀の相談についてのポイントは、ご理解いただけたでしょうか?

生前に葬儀の相談をしたのは、葬儀を行った人のうち8割にも上る。

葬儀のことを相談するなら、やはり葬儀のプロである葬儀専門会社がベスト。

事前相談によって「何が分らないか、分らない」葬儀の疑問を解消できる。

事前相談は、お別れの時を迎えるまでの安心が得られる。

大事な葬儀を任せられるかを判断するためにも、葬儀社の事前相談はお勧め。

事前相談に関するよくあるご質問

Q.相談にお金はかかりますか?

A.何度でも何時間でも無料であることがほとんどです。

Q.対面の事前相談を利用できるのは1回だけですか?

A.何回でもご利用いただけます。「事前相談を利用した後に、新しく分からないことが出てきた」「相談してから時間が経ったので、状況が変った」といったお客様は、2度、3度とご利用されています。

Q.事前相談は夜何時までお願いできますか?

A.24時間受け付けていることがほとんどです。中には何時であってもご希望の時間に、ご希望の場所へ専門相談員が対面相談を対応してくれる葬儀社もあります。

Q.相談よりも前に、資料や見積もりだけもらうことは出来ますか?

A.出来ます。資料や見積もりを請求する際に自分の希望を伝えておくことで、希望にい沿った内容の資料を送ってくれる葬儀社もあります。

Q.お盆やゴールデンウイークの期間も事前相談をすることは出来ますか?

A.可能です。分らないことはそのままにせず、なるべく早く相談することがおすすめです。

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