対面による葬儀の事前相談は減少しオンラインが急増!

事前相談とは、ご本人やご家族の存命中に葬儀社と葬儀について相談・問い合わせをすることです。

事前相談とは、ご本人やご家族の存命中に葬儀社と葬儀について相談・問い合わせをすることです。

昭和の頃までは、生前に葬儀について話すことは不謹慎だという風潮がありましたが、近年は人生の最後を迎えるための準備としての終活やエンディングノートなどが広く認知されたことで、生前に葬儀について考えることが一般的になりました。

また、事前相談が増えた理由の一つに葬儀費用の平均額が低くなることがあげられます。事前に時間的にも精神的にも余裕をもって葬儀の相談ができるので、自分や家族の葬儀に必要なもの、不必要なものが判断できて無駄な出費を抑えられます。むすびすでは葬儀を依頼される約8割の方が、生前に葬儀社の相談・お問い合わせをしています。 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で続いていた緊急事態宣言下においても、事前相談の全体数に大きな変化は見られませんでした。但し、相談方法については大きな変動がありました。

むすびすでは、お客様の様々なご要望やご都合にお応えするために、「対面」「電話」「Eメール」「オンライン」による事前相談を行っています。

コロナ禍以前の2019年、お客様のご自宅のほか、職場や病院近くの喫茶店などご都合のよい場所へ、ご都合のよい日時にお伺いする、対面による事前相談が全体の9割以上を占めていました。むすびすとしても対面による事前相談は、担当者と直接会ってその場でご心配事が解消できるので、何から相談すればいいのかわからない方や、緊急性の高い方にお勧めしていました。

2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発令されて以降、それまで全体の1割にも満たなかったオンラインと電話による事前相談が増加しはじめます。これは感染予防に配慮して対面ではない事前相談を選ばれるお客様が増えた結果といえるでしょう。さらに第3波~第5波が到来した2021年になると、オンラインと電話による事前相談が対面の事前相談を逆転して、全体の8割以上まで急増しました。

オンラインと電話による事前相談に絞ってみると、当初は緊急事態宣言のたびに増えていたものが、東京都に2回目の緊急事態宣言が発令された2021年1月以降は高止まりの状態が続き、9月に入って新型コロナウイルスの感染者数が全国的に減少するにしたがって、オンラインと電話の事前相談も徐々に減ってきたことがわかります。家族や親族が集まる葬儀について考えるお客様は、いかに新型コロナウイルスの感染予防に敏感であるか具体的な数字として表れています。

【調査概要】
調査方法:実績調査
調査期間:2019年3月1日~2021年9月30日
調査対象:むすびす株式会社への葬儀の相談件数 2,539件

オンライン相談室

むすびすでは、お客様のあらゆるご要望・ご都合にお応えするために、様々なチャンネルの事前相談をご用意しています。

お電話による事前相談は24時間365日、専門の相談員がお客様の相談・お問い合わせにお答えする手軽で便利な相談方法です。言葉の説明だけでは葬儀をイメージすることは難しいことから、お急ぎではない方には、お客様ごとに個別の資料を作成してお送りし、それがお手元に届いてからあらためてお電話する方法を行っています。

オンラインによる事前相談は、専用のツールでお客様と画面を共有しながら相談・お問い合わせにお答えする方法です。お客様にはアプリなどをダウンロードする面倒もなく、その場で写真や資料などを見ながら専門の相談員がご説明いたします。その際、お客様は画面上での対面・非対面をお選びいただけます。また、オンラインのやり方が分からないお客様への説明や手順については、電話にてご案内いたします。

首都圏で新型コロナウイルスの感染確認が減少傾向にある現在、むすびすはオンラインや電話、Eメールによる事前相談と、感染予防対策を徹底してお客様に配慮した対面も併用した「ハイブリッド」方式の事前相談を行っています。

葬儀の事前相談について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

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