お仲間とは新潟に足繁く通い、なんと宿の方にも覚えられるほどでした。 そして、帰りには必ず家族にお土産を持って帰ります。 それも、普段は自分では決して飲まないような良いお酒を。 みんなで集まって、美味しく楽しく乾杯できるように。 とにかく相手を思う故人様だからこそ、生前に葬儀の費用は抑えるように言われたそうです。 もちろん、そう言ってくださる方だったに違いありません。 しかしご葬儀は、金額だけではなく、「最後に恩返しができた」「ちゃんとお父さんのためにやってあげられた」と思えるお時間になれば、これからみなさまが生きていく上で、より真っ直ぐ故人様に向き合えるのではないでしょうか。
- 参列者数
- 10名
- 斎場
- 横浜市北部斎場
- 宗教
- 仏教
新潟の美酒
乾杯を、一緒に
新潟の景色と、故人様との思い出で包み込まれた式場でのお別れ。 故人様にも当日、カプセル面会型のお棺でしっかりと同じ景色を見ていただきました。 故人様がしてくださったように、当日はできることを精一杯行いたい。 お別れ前日のご面会では少し乱れてしまった御髪を愛用のポマードと櫛でご家族に整えていただき、かっこいいお父様を大切な人の手で"より"かっこよくしていただきました。 お式では限られた時間の中、みなさま分のコップに日本酒を準備し、献杯ではなく、あえて「乾杯!」をいたしました。 これからも乾杯の時は故人様がそこに生き続けられますように。