Funeral Episode

母からの、そして私たちからのギフト ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    家族葬
  • 参列者数
    30名
  • 斎場
  • 式の費用
    100〜150万円
  • 宗教
    無宗教
  • オプション
    • 花祭壇
    • 思い出コーナー
    • 映像制作
    • 料理
    • メイク・湯かん
    • 骨壷
    • 棺
    • 返礼品

信仰する宗教がないから無宗教。
読経ではなく、皆様の心で送る時間。
当然、「葬儀」でもない。
今もそばにいてくれてるし、お別れではないから「お別れ式」とも違う。
でも、確かに「節目の時間」。
一度、お見送りしよう。
しかしきっといつも近くで見守ってくれているに違いない。
それならば、お花に気持ちを乗せてお届けする、「お花で見送る会」が相応しい。
そのようなお話から、この度のお葬式の名称をご家族と共に決めさせていただきました。

与える人

58歳という若さで、原因不明の癌にてお亡くなりになられた故人様。
ご家族は、大学時代からのお付き合いのご主人様と、娘様がお一人、そして文字通りご家族の一員であるワンちゃん。
哀しみに暮れるご主人様に代わり、20代の娘様がお母様のために一生懸命に
お別れのご準備をされました。
なぜなのか?
それは、何よりもお母様自身が人に優しく、人に温かく、思いやりがあり、人に尽くす人だったから。
だからこそ、そんなお母様のために娘様は趣味が高じて始めたプリザーブドフラワーの教室での作品を集め、ただお母様の節目の時間のために奔走されました。

「お葬式」は家族のもの

宗教者様のものでも、当然葬儀社のものでもなく。
風習や慣習に縛られることもない。
そんな家族だけの、家族が創る節目のお時間。
だからこそ、ご家族には飾り付けから式場にお越しいただきお手伝いをいただきました。
家族とはもちろん、ご主人様、娘様、そしてワンちゃんです。
最後のお花入れの準備のためのお花もぎも、ご家族自身の手でしていただきました。

ほんの些細な贈り物

故人様がご家族様に残された多くのギフトほどではないですが、我々もほんの少しだけの贈り物として、ご注文いただきましたライフギャラリーを組み込んだ式次第、そして娘様にデザインいただいたメッセージボードをご用意。
ご参列の皆様から、たくさんのメッセージを頂きました。
もちろん家族の一員としてワンちゃんの肉球スタンプもご一緒に。
人の為にすること。
故人様のギフトをご家族様はしっかりと胸に抱いておられると感じました。
ワンちゃんがスタンプを押す様子がインスタグラムにて公開中
⇒Instagramはこちら

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

池田 遼

ご葬儀後のご家族様のお言葉に全て現れておりました。
「一般的なお葬式とはかけ離れた式になりましたが、もしあの場に母がいたとしても違和感なく笑顔で参列者を迎え入れるだろうと思いました。それくらい母のことを理解していただき、実現のために奔走していただいた」
ともったいないお言葉を頂戴いたしました。
これからも引き続き、ご葬儀後のサポートという形でお手伝いさせていただきます。

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