Funeral Episode

最後の振る舞い ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    一日葬
  • 参列者数
    60名
  • 斎場
  • 式の費用
    100〜150万円
  • 宗教
    無宗教
  • オプション
    • 花祭壇
    • メモリアルスクリーン祭壇
    • 思い出コーナー
    • 料理
    • メイク・湯かん
    • 骨壷
    • 棺

73歳でご逝去された旦那様。
「みんなでワイワイするのが好きだったよね」と、故人様を偲ぶ声があちらこちらで聞こえます。
生前、「残ったみんなで楽しんでくれよな」とおっしゃっていたそのお言葉通り、今回のお別れの場は、お葬式らしさを超えた特別な時間になりました。

無宗教のスタイルで行われたその場では、厳かな儀式ではなく、歓談の時間が中心。故人様を思い出しながら笑顔で語り合う、まさに故人様の人柄を映し出したようなお別れのひとときでした。

慕われるお人柄

栃木県佐野市にて、二人兄弟のご長男として生を受けた故人様。
幼少期は自営業でご多忙なご両親のもと、おじいさまに見守られながらのびのびと育たれました。おじいちゃん子らしい温かみを持ちながらも、どこまでも誠実で、「やる」と一度決めたら最後までやり抜く信念の持ち主でした。

その誠実さと実直な姿勢は周囲の人々にも大きな影響を与え、多くの方に慕われる存在となりました。友人たちからの信頼も厚く、お子様にとっても尊敬される理想の父親でいらっしゃいました。

器用で探求心旺盛な故人様は、若くして医学の道を志します。大学を卒業後は、形成外科医として特殊な技能を活かし、多くの患者様に希望を届けるお仕事に邁進されました。
故人様の誠実さと器用さ、そして人を大切にする優しさは、今もなお多くの方々の心に生き続けています。

みんなと楽しむ時間を大切にした方

食べること、飲むこと、そしてみんなで過ごす時間。
それが故人様にとって何よりの楽しみでした。
お子様が幼い頃には、お友達も一緒に遊び、笑顔あふれる時間を作られるような、誰に対しても心の温かいお父様でした。

趣味の釣りでは、釣った魚を家族や知人と一緒に美味しく味わうのが楽しみの一つ。
そのために、知人から魚の捌き方を教わり、料理にも手を抜かない徹底ぶり。
すべては周りの人々が楽しく過ごせるようにという想いからでした。

「みんなで一緒に楽しく時間を過ごす」それが故人様の生き方であり、ご家族様の願いでもありました。
そして、その思いは最後のひとときにも引き継がれました。
「残ったみんなは楽しんでくれよな」という故人様のお言葉の通り、笑顔と語らいに包まれたお時間となりました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

平川 雅彦

最後の最後まで、故人様らしい時間をみんなで一緒に過ごすこと。
それがご家族様やご関係者様にとって、故人様を偲ぶうえで一番大切なことでした。

無宗教の穏やかな雰囲気の中、故人様にゆっくりと面会していただけるようにと、カプセル面会型のお棺を選ばれました。
お棺のご安置方法は正面に横向きではなく、中央に縦向きに安置することで皆様お棺の周りを囲めるようにご安置しました。
当日は皆様お棺を囲み自然な形でお別れの時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
通常は「お飾り確認」として過ごすご火葬前日も、多くの方が面会に訪れ、故人様とのひとときを大切にされていました。
当日には、涙ながらの献花やウイスキーの献酒が捧げられ、故人様のお話を囲んで歓談が続きました。
楽しかった思い出話に笑い声が広がり、時には涙も流れる。
そんな心温まる時間となりました。
故人様の優しさや人柄が溢れる、素敵なひとときだったのではないでしょうか。

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