Funeral Episode

桜の季節に ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    一日葬
  • 参列者数
    ご親族:8名 ご会葬者:なし
  • 斎場
  • 式の費用
    100〜150万円
  • 宗教
    仏教
  • オプション
    • 花祭壇
    • 思い出コーナー
    • 棺

大好きな桜の開花を前に83歳で旅立たれた故人様。
そのことで逆に「桜の時期を迎えるたび、きっと母のことを思い出すでしょう」とお二人の娘様はおっしゃいました。桜の季節を迎えるたびに、大好きなお母様の姿が感じられる最後のお別れの場となりました。

いつも家族のために

秋田県で5人兄弟のご長女としてお生まれになった故人様。
しっかり者のご長女として実家をお手伝いして、学校を卒業してからは岐阜県の繊維工場にご就職されました。
大工さんをなさっている喪主様との結婚を機に上京。ご主人様を支えながらお二人の娘様を育て上げ、その間も製紙工場へお勤めに出られるほどの働き者。
定年前に脳梗塞を患われましたが、それまでは休む暇なくご家族のために一所懸命働き、ご家庭を守ってこられました。

四季折々の草花に癒されて

とにかく働き者で穏やかな性格の故人様。
周囲の方ともすぐに打ち解けて、ご近所のお友達も多かったと伺いました。
けれど脳梗塞を患われてからは体調をお崩しになることが増えて、気軽に外出することが難しくなっていらっしゃいました。
それでも植物やお花が大好きな故人様は、四季折々の草花を慈しみ、春の時期には桜の開花をことのほか楽しみにされていました。

桜の花弁にしたためた想い

桜の開花を待つことなく旅立たれた故人様へ、ご葬儀空間は桜の装飾や草花で彩らせていただきました。
桜の花弁のメッセージカードには、ご家族様それぞれに故人様への想いをしたためていただき、桜樹のパネルに貼り付けて満開にしていただきました。
コーヒーが好きで毎日飲んでいらした故人様のお別れに際し、ご自宅で淹れたコーヒーをポットに入れてご持参いただきご献杯を賜わりました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

平川 雅彦

喪主様はご高齢ですので式場では車椅子をお使いいただきましたが、ご家族のみなさまは終始笑顔でお見送りになられました。
湯灌の際にはご姉妹様が「気持ちよさそう~。よかった、よかったね」と大変お喜びいただけました。
ご葬儀後にご姉妹様から、「携わってくださったすべてのスタッフの方々に感謝いたします」「搬送対応の方、湯かん対応の納棺士の方、皆さん本当に親切に丁寧に接してくださいました」「お陰様で本当にあたたかい気持ちでお見送りのお時間を過ごすことができました」とうれしいお言葉をいただきました。

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