Funeral Episode

同じ車に乗った日々 ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    一日葬
  • 参列者数
    10名
  • 斎場
  • 式の費用
    100〜150万円
  • 宗教
    仏教
  • オプション
    • 花祭壇
    • メモリアルスクリーン祭壇
    • 思い出コーナー
    • 料理
    • メイク・湯かん
    • 骨壷
    • 棺
    • 返礼品

79歳で旅立たれましたお父様。
青森から東京へ、そこで懸命に頑張った日々。
それはご家族のために頑張った日々でした。
同じ車に乗った日々をしっかりと振り返っていただくお時間です。
いつまでも、一緒に過ごした毎日が風化してしまわないように。
ずっと、楽しいままで。

助手席に乗せて

青森県に5人兄妹のご長男としてお生まれになりました。
上京して日本橋の企業にお勤めになり、当時は珍しかった運転免許証を持っていたこともあり、社長の専属運転手としてご家族を支えてこられました。
奥様とはそのお仕事で出会い、ご結婚。
28歳の時に、独立して、トラックひとつで運送会社を立ち上げられました。
お仕事に次ぐお仕事で暇のない日々。
しかし、忙しい毎日も何より、ご家族のため。
お仕事の時に、娘様を助手席に乗せながら走っていたこともあったそうです。
なんとか、一緒に過ごせる時間を作ろうと、日々努力されました。

ドライブをしながら

一緒にご家族と過ごすために、お休みが取れたある時、北海道に旅行することに。
その際、車ごと乗ることができるフェリーに乗って北海道へ。
そこで、愛車とともにご家族揃って、北海道を満喫する旅が叶いました。
この度のお見送りでは、そんな故人様との日々をしっかりと振り返っていただけるように、その時に乗ったフェリーと大海原をメモリアルスクリーンとしてお飾りのご用意をさせていただきました。
船旅、ドライブの途中に、たくさんの景色が見れるように。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

高野 孝徳

お打ち合わせをする中で、一緒にトラックで過ごしたお時間のお話をしていただく時など、ご家族様はとても温かい表情をされているように感じました。
そのお時間がこれから風化してしまうのではなく、いつまでもその温かい表情が浮かぶように、楽しい日々をそのままにしていただくためのお見送りのお時間となりました。
故人様にしっかりとフェリーの姿を見てもらえるように、カプセル面会型のお棺もご用意。ご家族様がご対面される際、故人様としっかり向き合い、涙を浮かべながらお声をかけていらっしゃいました。
故人様の思い出を皆様それぞれがしっかり振り返ることのできた、記憶に残るご葬儀のお時間となりました。

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