Funeral Episode

女神のわがまま ご葬儀事例

78歳で旅立たれたお母様。
「ただ周囲の人のために」とその生涯を通して、人のために尽くしてこられました。
そんな故人様の最後には目一杯のわがままをしていただくお時間でのお見送りとなりました。

ただ人のために

仙台にお生まれになった故人様。
もともとは美容師をされており、ご結婚を機に育児に専念されました。
育児が一段落すると、再び美容師関係のお仕事をされました。
非常に献身的なお人柄で、ご自分のことは二の次三の次、いつも最優先は自分以外の人のこと。
美容師時代のお客様には、「お母様でなければ髪に触ってほしくない」という方もいたほどの腕と思いやりでした。

女神

人のために尽くしてこられた故人様は「女神のような人だった」と周囲から褒められることが何度もありました。
そう人に言わしめるのは並大抵のことではありません。
そんな献身的な故人様が唯一ご自分のためにしたことが、ご長女様夫婦と行ったハワイでした。
周囲のみなさまのために生涯を過ごされた故人様に、最後はわがままでいていただくために、ハワイ旅行を再びしていただきました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

齋木 まなか

8年ほど前にこの度の故人様の旦那様のご葬儀を弊社でお手伝いさせていただいております。そのご縁で、この度はお母様のお見送りとなりました。
故人様のお話をお伺いするなかで、数々のエピソードに驚かされました。
これほどまでに人のために尽くすことのできる方はそうそういないと勝手ながら思いました。
そんな故人様の「わがまま」であるハワイの再現のために、木のオーナメントやアロマキャンドル、そしてレイなどを勝手ながらご用意させていただきました。ご持参していただいた故人様ゆかりのものを、それらハワイアングッズでお飾りさせていただきました。
感謝と労いのお見送りのお時間でした。

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