Funeral Episode

至福の時 ご葬儀事例

  • ご葬儀の形式
    一日葬
  • 参列者数
    ご親族:16名 ご会葬者:なし
  • 式の費用
    150〜200万円
  • 宗教
    仏教
  • オプション
    • メモリアルスクリーン祭壇

お酒と競輪をこよなく愛した故人様。
精密機器や高級スポーツカーといった価値ある工業製品を輸送する際に「梱包」する工業包装技能士として生涯活躍。
数年前まで現役でお仕事を続けてこられました。
工業製品を安全に運ぶために梱包する工業包装技能士は国家資格であり、故人様は国内で14人目に資格を取得された、まさに梱包のプロフェッショナルでした。

人間ドラマに惹かれて

梱包のお仕事の関連会社で一時は社長も務められた故人様。
「オレは誰よりも稼いだ」と豪語する一方で、ご家族からは「でも、誰よりも使ったよね」とツッコミを入れられて大笑いしていたそうです。
その稼ぎの使い道は、スポーツにして最も知的なギャンブルと言われる「競輪」。
レース展開を読み解く魅力、ライバルとの駆け引きを制する人間模様に惹かれていました。
故人様は野生児的な一面もあり、野山に入るときは必ず手銛を携え、川で魚を突いては焼いて食べていたそうです。
幼少の頃、父から酒の肴を捕ってくるように言われて身に着けた技だとおっしゃっていました。

大好きな場所、大切な時間

式場の正面を飾るのは、故人様が何度も歓声を上げられた競輪場を中心としたメモリアルスクリーン。
お孫様たちに囲まれて微笑む故人様のお写真をコラージュいたしました。
思い出コーナーには、ご愛飲のお酒、競輪新聞、赤ペン、魚捕りで使っていた水中眼鏡。献杯は日本酒で執り行いました。
お花入れは、ご愛用のお帽子、ホールインワン記念のジャケット、競輪新聞、お酒、お菓子、お孫様が描いた絵をお手向けいたしました。
まだ小さいお孫様3人が元気にお祖父ちゃんを見送る姿に、参列された皆様もつられるかのように明るい雰囲気の進行となりました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。

この事例の担当エンディングプランナー

酒井 彰尭

ご葬儀後のお手続きなどのアフターサポートについて、喪主を務められたご長女様にご案内させていただきました。
ご葬儀の感想を伺うと、競輪場を再現したメモリアルスクリーンのことが強く印象に残っているとお話しいただきました。
お式の打ち合わせで、お父様のことをお話しできたことにご満足のご様子でした。
ご葬儀の打ち合わせの時間も、お式当日の時間と同様に価値を感じていただけたことに、担当者として心より御礼申し上げます。

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